教会の入り口は目立たないように作られている。 野外博物館には8つの教会が点在しバジル教会・りんごの教会・蛇の教会・・・・等 それぞれの教会にちなんだ名前がでついている。 中に入ると柱や丸いドームが岩山をくり抜いてつくられ 天井・壁面には鮮やかな朱色や青で聖像や幾何学模様が描かれて1000年もの時を語っている かっては敬虔な祈りの場であった小さな空間に身を置くと 人の心の強さと、人のはかなさとが交錯して思いめぐってくるようだ。 バルバラ教会(絵葉書より) りんごの教会(絵葉書より)
かっては敬虔な祈りの場であった小さな空間に身を置くと 人の心の強さと、人のはかなさとが交錯して思いめぐってくるようだ。
バルバラ教会(絵葉書より) りんごの教会(絵葉書より)
りんごの教会(絵葉書より)
地下都市はキリスト教徒が異教徒の迫害から逃れるために作ったという。 カッパドキアには300以上の地下都市があるといわれている。 規模の大きいカイマクル地下都市は6000人から1万人以上収容できたそうだ。 内部は地下10階まであって台所・トイレ・ワイン醸造所・貯蔵庫・祭室・学校・も備えられ、羊やロバなどの家畜まで住んでいたようだ。 子供・婦女子は一番安全な地下10階が生活の場であったとか。 さらに10階からは非常用脱出の通路が2本作られ、一本は別の地下都市とつながり、他のものは迷路になっていたという。 地下都市の内部小さな入り口からは想像もつかない地下の空間がまるでありの巣のように広がっている。 身をかがめて体を壁にすりながら狭い通路を通っていると 大自然の中では人も蟻も同じ存在なのだと思えてくる。 同時に過酷な自然に立ち向かって生き抜くための人間の強さと知恵に敬服の思いも強くする。
地下都市の内部小さな入り口からは想像もつかない地下の空間がまるでありの巣のように広がっている。 身をかがめて体を壁にすりながら狭い通路を通っていると 大自然の中では人も蟻も同じ存在なのだと思えてくる。 同時に過酷な自然に立ち向かって生き抜くための人間の強さと知恵に敬服の思いも強くする。
小さな入り口からは想像もつかない地下の空間がまるでありの巣のように広がっている。
身をかがめて体を壁にすりながら狭い通路を通っていると 大自然の中では人も蟻も同じ存在なのだと思えてくる。 同時に過酷な自然に立ち向かって生き抜くための人間の強さと知恵に敬服の思いも強くする。
カッパドキアの特産品には、乾燥した大地で育ったぶどうでつくられたワインカッパドキア特産のオニキス、トルコ石で加工された宝石世界的に有名なトルコじゅうたんクズ川流域の赤い土で作られた陶器がある。 最古で最大といわれるワイナリーや工房を併設した宝石専門店、工程を見学できるトルコじゅうたん工場などが点在している。工場といっても決して大きなものではなく、質素なたたずまいの工房からすばらしい特産品がつくられていた。
有名なトルコのじゅうたんの工場では糸をつむぎ染色し織り上げる工程を見学できた。
カッパドキア地方のほぼ中央の村。「中央の要塞」という意味で岩の要塞はキリスト教徒の住居跡。要塞の周りにマッチ箱のような形の住居の集落がある。昔の岩穴は今は果物の貯蔵庫として利用されているそうだ。
羊たちは冬枯れの草原でなにを食んでいるのだろう 羊飼いの青年はバスが止まると引き返して笑顔で応えてくれた。
シルクロードの中継地点として今なお約40の隊商宿が残っているという。 当時はラクダの休憩所・餌場・監視塔・宿泊所等の施設とモスクがあったそうだ。